ロッテ・安田、故郷で2戦連続先制打!「いいスイングできた」

 「オリックス1-12ロッテ」(5日、京セラドーム大阪)

 懐かしい球場のスタンドから、大きな拍手と歓声が降り注いだ。出身地の大阪で2戦連続の先制打。ヒーローのロッテ・安田は「地元でいい結果が続いている」と笑みを浮かべて余韻に浸った。

 四回無死一、二塁の先制機。鈴木の直球を食らいつくように捉えて右中間への2点適時二塁打。「いいスイングができた。甘い球が来て1球で仕留められて良かった」と自画自賛した。

 故郷に4番打者として凱旋し、2試合連続で躍動した。京セラドームは少年時代に通い、思い出がたくさん詰まった場所だ。家族や高校、中学の同級生たちが応援に駆けつけてくれた。打席に立つ度に大きな拍手も起こった。「成長した姿を地元で見せたい」。強い思いが結実した。

 若武者に引っ張られた打線は12得点と爆発し、対オリックスは1分けを挟んで開幕7連勝。「もっともっと、いい姿を見せられるように頑張りたい」と地元のファンに約束した。

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