「オリックス３－６ロッテ」（７日、京セラドーム大阪）

　オリックスが先発全員となる１７安打しながらわずか３得点。“苦手”ロッテ戦を１勝１分８敗とした。

　５点を追う九回は陳冠宇から３連打で無死満塁の好機を作った。抑えの益田を引っ張り出し、福田の押し出し四球の後、吉田正の右前適時打で２点を奪ったが、反撃もここまで。伏見がこの日チーム４つめとなる投ゴロ併殺、ジョーンズが二ゴロに倒れ万事休した。

　問題は八回までの攻撃。初回から毎回安打を放ちながら、拙攻の連続だった。三、四、五回といずれも無死から安打の走者を出しながら併殺で好機を逸した。八回まで１３安打しながら、奪った得点は六回のＴ－岡田の適時打による１点しか奪えなかった。

　ロッテは石川が２勝目。最終回を凌いだ益田は通算１００Ｓを挙げた。