崇徳が逆転V「粘り強く戦った結果」 軟式高校野球広島大会
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「軟式高校野球広島大会・決勝、崇徳7-5広島なぎさ」(9日、鶴岡一人記念球場)
崇徳が7-5で広島なぎさを下して優勝した。1点を追う八回、二死満塁の好機に4番・向保蒼汰内野手(3年)が右越えに走者一掃の三塁打を放って逆転。有場瑛司投手(3年)が129球を投げ抜いて完投した。
今大会無安打だった向保は「直球を狙ってしっかり振った。最後に4番の役目を果たせて良かった」と笑顔。主将を務める有場は「リードされてもだれもがあきらめなかった。粘り強く戦った結果」と胸を張った。
昨夏は全国大会の決勝で敗れ、惜しくも日本一を逃した崇徳。今年はコロナ禍で3月から約3カ月間、ほとんど練習できず、全国大会も中止になった。中河和也監督は「3年生6人全員が残ってくれてチームを引っ張ってくれた。よく頑張った」と栄冠を勝ち取ったナインをたたえた。