広島代替大会“完走”で県高野連理事長「優勝チームを決めることもできて良かった」
「高校野球広島大会・決勝、広島商9-1広陵」(9日、鶴岡一人記念球場)
広島代替大会が閉幕した。広島県高野連の板森匡祐理事長(47)は「事故もなく最後まで大会を開催でき、優勝チームを決めることもできて良かった」と安どの表情で語った。
無観客や保護者の来場を制限するなど万全のコロナ対策を敷いて実施。予備日は1日しかなく、雨天中止が続けば大会は途中で打ち切られることになっていたが、天候にも恵まれて無事“完走”した。
また、無観客開催ににより大会運営費が不足。寄付を募ったところ、100万円を超える募金や消毒剤などの支援物資が集まったことにも「本当にありがたかった。球児のために使わせていただきます」と感謝した。
今後は8月23日からは秋季県大会出場を懸けた各地区の予選リーグが始まり、秋季県大会は9月19日に開幕する。