山崎福の好投実らず…オリックス今季2度目7連敗 T-岡田痛恨の重盗失敗
「ソフトバンク4-1オリックス」(14日、ペイペイドーム)
オリックス・山崎福、こん身の1球は柳田に右翼スタンドまで運ばれた。同点の八回2死一、二塁。カウント2-2からの内角141キロを完璧に捉えられ、思わず膝から崩れ落ちた。
今季2度目の7連敗。3カード連続の負け越しで借金14。首位とは11・5ゲーム差、自力V消滅は最短で16日のままとなった。西村監督は「(山崎福は)よく頑張った、ですよね。あそこ、八回のところだけですよね」と力なく話した。
打線は7安打で1点。好投の左腕を見殺しにした。六回には無死三塁の絶好機を迎えながら伏見は二ゴロ、ロドリゲスは一飛で2死。安達は粘って四球で出るが、続く代打・西村の2球目に仕掛けたダブルスチールで三走・T-岡田が刺される痛恨。流れを自ら手放した。
指揮官は先制のあと、追加点を取れなかった打線について「そこですよね。その後、というところがね…」と言うしかなかった。
今月唯一の勝ち投手・山崎福でも止められず。トンネルの出口が見えない。