ヤクルト中村悠平が1軍復帰「感じだけでも」と離脱中もテレビでチェック
「ヤクルト-中日」(20日、神宮球場)
ヤクルトの中村悠平捕手(30)が20日、1軍の舞台に帰ってきた。この日ドラフト4位・大西(大商大)と共に、出場選手に登録。開幕マスクをかぶる予定だった男が、2カ月遅れの“開幕”となる。
中村は6月19日の開幕戦で先発出場する予定だったが、当日の練習後に上半身のコンディション不良を訴えて欠場に。20日には抹消となっていた。
悔しい今季の船出にはなったが、離脱中も1軍の試合は積極的にテレビ観戦していたという。中村は「実戦の感覚を見て、感じだけでも見ておこうと思って」と話し、「もどかしさもありましたし、長かったですね」と悔しさを力に変え、戦っていく構えだ。
現在チームは中日に連敗中。昨夜は5位に転落していた。ここまで中村、嶋の離脱という苦しい捕手事情の中でチームを支えてきた西田、井野と共に、まずは連敗ストップへ。扇の要である1ピースが今日そろった。