オリックス・西村監督辞任 シーズン途中の退陣は15年オリックス・森脇監督以来
オリックスは20日、西村徳文監督へ辞任を要請し、承諾されたと発表した。21日の西武戦から中嶋2軍監督が、監督代行として指揮を執る。監督のシーズン途中での退陣は2015年、同じくオリックスの森脇浩司監督以来となる。
西村監督は「昨シーズンから監督としてこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です。ファンの皆様のご期待にお応えすることができず、本当に申し訳なく思っています」とコメントした。
西村監督は19年に福良淳一監督の後を引き継いで、1軍ヘッドコーチから監督に昇格したが、61勝75敗7分けで3年ぶりの最下位に終わった。今季は新外国人として現役大リーガーのジョーンズを獲得するなどして巻き返しを図ったが、開幕から低迷。現在53試合を消化して16勝33敗4分けで、5位・西武からは7ゲーム差、首位からは12ゲーム差と大きく離された。
チームはこの日、西武に4-6で敗れ、4連敗で借金は今季ワースト17。21日に敗れれば自力優勝の可能性が消滅する状況に陥っていた。