楽天・則本昂 完封逃すも7試合ぶり白星で4勝目「課題が残ったので…」
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「日本ハム1-4楽天」(21日、札幌ドーム)
楽天・則本昂大投手(29)が8回0/3を1失点の好投で、7月3日・ロッテ戦(楽天生命)以来、7試合ぶりとなる今季4勝目を上げた。
「しっかりと強い真っすぐを投げれば変化球も生きてくる。そういう投球ができた」と、この日は立ち上がりから、原点回帰となる直球主体の投球を展開。四回1死で4番・中田に対しては、この日最速の154キロも記録した。
ただ、2年ぶりの完封勝利が掛かった九回は、先頭の西川からの3連打を浴びて1点を失い降板となった。
「最後しっかりと1人で投げきりたかった。課題が残ったので、次回以降、その課題をつぶしてもっと勝てるようにしたい」と悔しさをにじませたが、チームにとって頼もしい男が復調を告げる勝利となった。