西武・内海 復活星ならず 巨人時代18年9月以来1軍登板も
「オリックス5-2西武」(22日、京セラドーム大阪)
西武初登板の内海哲也投手は6回92球、3安打4失点だった。自らの失策も絡んだピンチで被弾し、「すごくもったいなかった」と悔やんだが、随所で“巧投”も光った。
巨人時代の18年9月14日以来の1軍登板。「試合前、いろいろと思い出して、感慨深いというのか、頑張らないとという気持ちでした」。三回まで無安打に抑えたが、四回に暗転。1死一塁で中川を投ゴロに打ち取りながら併殺を狙った二塁へ悪送球。ジョーンズへの初球の変化球を左翼席へ運ばれた。
六回にも初球のスライダーを右中間席へ運ばれ、「すべてはジョーンズへの入り。反省してもし切れない」と唇をかんだ。「もう一度、チャンスをもらったら、この反省を生かして、頑張りたい」。そう誓った38歳が、復活の白星を挙げる日も、決して遠くなさそうだ。