ヤクルト・石川 5回9安打2失点で初勝利はお預け
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「ヤクルト-巨人」(25日、神宮球場)
今季初勝利を目指したヤクルトの石川雅規投手(40)が、5回9安打2失点で降板。同点の場面で代打が出されたため、今季初勝利とはならなかった。
立ち上がりにいきなり坂本に二塁打を許したが、低めに丁寧にボールを集め、無失点で切り抜けた。2点の援護をもらったが、三回に坂本のソロ本塁打を許す。1点リードの四回に四球から、吉川尚に大きな当たりを許すが、これを雄平-山田哲-西田と見事な中継プレーでつなぎ、本塁上でアウトにした。
さらに五回にはウィーラーに同点打を許したが、その後2死満塁で中島が左中間への鋭い当たりを放つ。これに対し、中堅・山崎が飛び込みながらも好捕。神業プレーで球場をわかし、マウンド上の石川も両手を上げて喜んだ。
勝ち負けつかずの81球。逆転だけは許さず、あとをリリーフ陣に託した。