東海大・山崎はプロ志望届を提出しない方向 ドラフト上位候補も右肘手術の影響で

 最速153キロ右腕で今秋ドラフト上位候補にも挙げられていたエース・山崎伊織投手(4年・明石商)がプロ志望届を提出しない方向となっていることが25日、わかった。昨秋に右肘を痛めてPRP注射で治療を進めていたが、今春までにトミー・ジョン手術。安藤強監督が「まだ投げていない」と説明したように復帰のメドは立っておらず、今後は社会人経由でプロ入りを目指す方針だ。

 山崎は高校時代に現日体大・吉高壮投手(4年・明石商)とともにWエースとして活躍し、東海大では2年春からリーグ戦登板を果たした。3年春、秋と2季連続で最高殊勲選手に輝き、同夏には侍ジャパン大学代表のメンバー入り。キレ味鋭いスライダーを武器としており、NPBスカウトから熱視線を浴びていた。

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