楽天・涌井、開幕8連勝でストップ 孤立無援、7回3安打もソロ2発に泣く
「楽天0-2ロッテ」(26日、楽天生命パーク宮城)
楽天・涌井秀章投手(34)が好投も、自身開幕9連勝はならず、今季初黒星を喫した。
立ち上がりは制球に苦しみ、2四球が絡んで2死満塁の危機を背負うが、ここは角中を一邪飛に打ち取り無失点。だが、二回は先頭の藤岡に右翼への先制ソロを浴びると、2死後に福田秀にも右翼へのソロを許した。
ただ、三回以降はロッテ打線に1本の安打も許さず。7回3安打2失点の好投で、安定感ある投球を展開。味方の援護に恵まれず今季初黒星となり、チームは今季2度目の4連敗。三木監督は「しっかりと試合を作ってくれた。さすがだなと。何とか援護したかったが、申し訳ない」と右腕をねぎらった。
涌井は「2本目の本塁打は防げる本塁打だった。そこはもたいなかった」と反省も、「勝つときもあれば負けるときもある。このままズルズルいかずに次勝てば良いかなと思う」と次の戦いに気持ちを向けていた。