今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤 左足首負傷から実戦復帰 無安打も二盗決めた
「オープン戦、近大6-1大体大」(26日、近大グラウンド)
20日に左足首を負傷していた今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)が26日、大体大とのオープン戦で実戦復帰。2打数無安打だったが、二盗を成功させるなど負傷の影響を感じさせなかった。
「足は全然大丈夫です。盗塁もしたので。今日は打ち損じが多かったです」。快音こそ響かなかったものの、患部は問題なし。七回に四球で出塁すると、難なく二盗に成功。2人体制で視察した広島の鞘師スカウトは「足も速くて守れてパワーもある。全国的にもいないタイプの選手」と評価していた。
佐藤は「リーグ戦で走るためにも、実戦で試せる場でもあったので」。9月5日開幕予定の秋季リーグ戦に向けて、さらに状態を上げていく。