ソフトバンク・武田、7回1失点で今季初登板初勝利「手術から今日まで長かった」

 「ソフトバンク9-1日本ハム」(28日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの武田翔太投手が今季初登板初先発で7回1失点と好投して今季初勝利を挙げた。

 武田は昨年11月に右肘を手術。その影響でキャンプ中は一貫してリハビリで過ごし、6月にファームで実戦復帰。今季チーム60試合目にしてようやく出番が巡ってきた。

 初回に1失点。「やっぱり緊張したし、初回は地に足がついていない感じだった」。しかし、直後の一回裏に味方が5点を奪って逆転してくれると、二回裏にも柳田が19号2ランを放ってさらに援護点をくれた。「味方の守備も良かったし、リズムよく投げることが出来ました」。工藤監督は肘の状態を心配していたが、それを吹き飛ばすように気持ちよさそうに右腕を振り続けて二回以降はスコアボードに「0」を並べた。

 「手術から今日まで長かった。1勝。これで一歩進めたかな」。15年には13勝、16年には14勝をマークした実力者。頼れる背番号18の復活は工藤ソフトバンクにとって大きな存在になる。

 ソフトバンクは120試合制の今季のちょうど半分を戦い終えた。今季最長の6連勝、同最多の貯金12での単独首位ターンを決めたが、工藤監督は「日々新たに」と、いつものセリフを口にして気を緩めようとしなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス