オリックス5連敗で借金19 中嶋監督代行「どう点を取っていくか」

 6回、空振り三振に倒れたT-岡田
 8回、厳しい表情で試合を見守る中嶋監督代行(奥)
 ロッテに敗れ、うなだれるオリックスベンチ
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 「オリックス1-5ロッテ」(29日、京セラドーム大阪)

 オリックスは逆転負けで5連敗となった。借金は今季ワーストを更新する19。ロッテ戦は1勝12敗1分けで、今季カード負け越しも決定した。これまでのロッテ戦を踏まえて中嶋監督代行は「終盤に、どうしのいで、どう点を取っていくのか。この2試合もそう。そこ(終盤)のせめぎ合い」と“差”を挙げた。

 先発・張奕は自己最長となる7回2/3を4安打4失点。リードを許した状況での降板となった。

 3回までパーフェクト。特に三回は加藤と柿沼を立て続けに3球三振に打ち取るなど、この日6三振を奪った。悔やまれるのは1点リードで迎えた四回。1死一塁からマーティンに甘く入ったフォークを捉えられた打球は中堅への逆転2ラン。八回1死二、三塁から中村奨の犠飛で3点目を失った所で交代となった。

 降板後は「勝負所で甘く入ってしまったことを反省しなければ」とした張奕。それでも、ロッテ打線を相手に6イニングを3者凡退に抑えた。直球を軸にした104球を次戦につなげたい。

 一方、打線は初回に1死から西野と中川の連続二塁打で1点を先制。ただ、二回以降はロッテ先発・二木の前に決定打を欠き無得点に終わった。

 この日4番に入った吉田正は六回2死から中前打を放ち、17試合連続安打。また、ジョーンズも3試合連続マルチをマークした。ロッテ打線を上回る7安打を放ちながら、二回以降は決定打を欠いた。

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