オリックス 逆転負けで5連敗 月間18敗目、球団ワースト「19」に迫る…
「オリックス1-5ロッテ」(29日、京セラドーム大阪)
悪い流れを抜け出せない。オリックスは逆転負けで5連敗となり、8月は月間18敗目(5勝1分け)。球団ワーストの月間19敗に迫る窮状で、借金は今季ワーストの19まで膨れあがった。
スタートは優勢だった。初回1死二塁から中川の右翼線への適時二塁打で先制。ただ奪った得点は、この1点のみ。「(攻撃が)止まっちゃいましたね」と中嶋監督代行。この日4番だった吉田正が六回2死から中前打を放ち17試合連続安打、ジョーンズは3戦連続マルチを記録。相手打線を上回る7安打ながら決定打を欠いた。
苦しい戦いが続いている。特に今季ロッテ戦はこの日で1勝12敗1分け。まだ59試合を残す状況で、2017年以来3年ぶりの負け越しが決定した。
ロッテとの“差”について、中嶋監督代行は終盤でのせめぎ合いを挙げる。「どう点をやらず、どう点を取っていくのか。そこが(差として)出ちゃってる」。きょう30日は8月最後のゲーム。絶対に落とせない。