ソフトバンク千賀滉大が先に失点、吉田正が適時打 山本由伸と今季3度目投げ合い
「オリックス-ソフトバンク」(1日、京セラドーム大阪)
パ・リーグ屈指の好投手、オリックス・山本由伸とソフトバンク・千賀滉大の今季3度目の投げ合いは、先に千賀が失点した。
六回、オリックスの攻撃。大城、西野と先頭打者から2人続けて四球を選ぶと、中川はサードへの送りバントを狙った。これが三塁線の絶妙な位置を転がりバントヒットになった。
無死満塁で吉田正という絶好のチャンスで主砲は期待に応える。カウント2-1から中前にはね返し2者が生還した。千賀は2死をとった後、2連続四球による押し出しで、さらに1点を献上した。
両者の投げ合いは8月11日、8月25日に続いて3回目。8月11日は山本が初回に中村晃の2号2ラン、2回に柳田の13号2ランと打ち込まれ5回5失点で先に降板。千賀は五回1イニングで味方の失策から6失点(自責は0)を喫するまさかの展開となったが、味方が六回に逆転したため、6回6失点(自責0)ながら勝ち投手になった。
8月25日は序盤は両投手が無失点投球。五回に山本がグラシアルに1号ソロを許し先に失点すると、千賀は7回無失点で勝ち投手となった。山本は6回2失点ながら援護が0点で負け投手となった。
山本にとっては2試合続けて苦杯をなめているだけに、ホームでリベンジを果たしたいところ。