早大・早川貫禄6回1失点 10日にプロ志望届提出
「オープン戦、早大2-1中大」(1日、早大グラウンド)
今秋ドラフト1位候補で最速155キロ左腕の早大・早川隆久投手(4年・木更津総合)が1日、東京・西東京市内での中大戦で好投した。牧や五十幡らプロ注目の打者が並ぶ中大打線に対し、6回1失点。三回無死満塁では最少失点で切り抜けるなど貫禄を示した。
阪神など8球団スカウトの視察を受けながら、「調子もよくなかったので」とゲームメークに徹した。スピードを抑えた中でも149キロ。中日・八木スカウトは「バランスもよかった。彼の持つ、ポテンシャルの高いところ」と評価した。
この日から受付が始まったプロ志望届について、10日にも提出する考えを明かした。「大安でもあって、キャプテンの番号でもあるので」と早川。主将となって愛着の湧いた数字で験を担ぐ。