創価大・萩原“打てる捕手”だ 阪神など10球団スカウトの前で三塁打
「東京新大学リーグ、創価大5-3駿河台大」(2日、大田スタジアム)
今秋ドラフト候補の創価大・萩原哲捕手(4年・日南学園)が阪神など10球団のスカウトの前で“打てる捕手”の片りんを示した。五回先頭で右中間への三塁打。「1球目の真っすぐにタイミングが合っていたので」と部を通じてコメントしたように、配球を読んでスライダーを捉えた。
雷雨による約1時間の中断があり、難しい試合展開となった。それでも、積極的にマウンドに向かうなど献身的にリード。視察した阪神・吉野スカウトは「間を取ったりだとかは必要な部分」と姿勢を評価した。
高校時代はノーアーチながら、大学では通算16本塁打と左の大砲としての才能が開花した。即戦力捕手が不作気味の今年のドラフト戦線の中で、持ち前のパワーを生かし、目標のプロ入りを引き寄せる。