プロ野球とJリーグ、入場制限緩和要望書提出へ 斉藤コミッショナー「五輪へ準備必要」

 日本野球機構(NPB)とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第15回会議が7日、オンラインで開かれ、NPBの斉藤惇コミッショナーは記者会見で上限5000人としている観客数の上限について、制限緩和に向けた要望書をJリーグと共同で政府に提出する考えを明かした。

 専門家チームから全国的な感染が落ち着きつつあるとの見解を受け、斉藤コミッショナーは「次へのステップを考えていきたい。(来夏の東京)オリンピック、パラリンピックに向けた準備も必要。状況の変化に対応して、来年に向けた取り組みとして入場者の制限見直しを政府にお願いしたい」と語り、大規模スポーツイベントのモデルケースになるとの意味合いを強調。Jリーグの村井満チェアマンも「一律の基準から個々の対応に移行できるのではないか。ステップ・バイ・ステップで緩和をお願いしたい」と歩調を合わせた。

 球場、スタジアムの収容人数に対する比率に基づいた制限緩和を求める方針で、斉藤コミッショナーは11日に行われる政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」に合わせて要望書を提出したいとの考えを示した。

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