巨人が沢村トレード 原監督が電話でエール「俺は味方。応援しているぜ」

 巨人・沢村拓一投手(32)とロッテ・香月一也内野手(24)との交換トレードが7日、両球団から発表された。左の強打者を求めた巨人と、悲願の優勝へ投手力強化に乗り出したロッテとの思惑が一致した。

 沢村は2010年度ドラフト1位で巨人に入団後、先発、リリーフとして活躍してきた。10年目の今季はリリーフとして開幕1軍入りし、ここまで13試合に登板して1勝1敗、防御率6・08。7月26日に出場選手登録を抹消された後は2、3軍で調整を続けていた。

 原政権2年目の今季は、活躍できていない選手を生かす道を探すためにも、積極的にトレードを行っている。今回で3件目。原監督は「環境が変わって、ステップアップの材料にすることが正しいと。ロッテに行って、飛躍することを願います」と、新天地での変わり身に期待した。

 1度の日本一と4度のリーグ制覇に貢献してきた沢村。原監督にとっても思い出の尽きない選手だという。「教え子という立場で一番、話した人かもしれない。笑ったり、時には涙を流したり。思い出はありますよ」。この日、電話でエールを送った指揮官は「俺は味方だと。応援しているぜ。というところで送り出しました」と明かした。

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