西武・高橋光 2週連続でノーノー逃す 九回先頭の西野に中前打許す
「西武2-0オリックス」(8日、メットライフドーム)
西武・高橋光成投手が、九回先頭の西野に中前打を許し、ノーヒットノーランの大記録を逃した。
オリックスのエース山本との投げ合いは三回まで5奪三振。五回に吉田正に四球を与えたが、続くジョーンズを遊ゴロ併殺打、安達をこの日6個目の三振に仕留めた。六回からギアを上げ八回先頭の24試合連続安打中の吉田正も投ゴロに仕留めた。その後もジョーンズ、安達を抑えた。
しかし、九回先頭の代打西野に中前打を許し大記録を逃した。
高橋光は前回先発の1日のロッテ戦でも七回1死まで無安打無得点、結局7回1安打無失点で4勝目を挙げたばかりだった。この日は1安打のみの完封で5勝目を挙げた。
高橋光は「やっぱり意識してしまいました。今日は九回に入る前にからいけるんじゃないかという気持ちが出てしまった」と話した。
九回にマウンドに上がる前、九回2死までノーノーを2度、九回までパーフェクトながら延長で大記録を逃したことが1度ある西口コーチから「九回2アウトまではいけ」と言われマウンドに上がったが、西口コーチを越えることはできなかった。