西武・高橋光 2週連続でノーノー逃すも完封で5勝目 吉田正の連続試合安打止める
「西武2-0オリックス」(8日、メットライフドーム)
西武・高橋光成投手が、九回先頭の西野に中前打を許し、ノーヒットノーランの大記録を逃したものの1安打完封で5勝目を挙げた。
オリックスのエース山本との投げ合いは三回まで5奪三振。五回に吉田正に四球を与えたが、続くジョーンズを遊ゴロ併殺打、安達をこの日6個目の三振に仕留めた。六回からギアを上げ八回先頭の24試合連続安打中の吉田正も投ゴロに仕留めた。その後もジョーンズ、安達を抑えた。九回先頭の代打西野に中前打を許し大記録を逃したものの後続を断った。
高橋光は前回先発の1日のロッテ戦でも七回1死まで無安打無得点、結局7回1安打無失点で4勝目を挙げたばかりだった。
2週連続で大記録を逃し「しっかりと丁寧にいいピッチングができたと思います。(ノーヒットノーランは)今日も意識しました。今日は九回入る前からいけるんじゃないかという気持ちが出てしまって」と苦笑いを浮かべた。
攻撃陣は五回に岡田の内野ゴロで先制、六回には山川の適時打で加点した。
先制点もたらした女房役の岡田は「僕と光成が持っていなかった」と無安打無得点を逃したことを笑いにかえていた。
オリックス・吉田正は2打数無安打で24試合連続安打でストップした。