オリックス・ジョーンズ日米通算2000安打「最高の気分」「すべての人たちのおかげ」
「西武-オリックス」(10日、メットライフドーム)
オリックスのアダム・ジョーンズ外野手が日米通算2000安打を放った。五回、2死一塁で打席を迎え、西武2番手の武隈から左中間に適時二塁打を放ち偉業を達成した。
「しっかりと振って捉えることが出来たから、ヒットになってくれると思っていたよ!最高の気分の中で走っていたけど、タイムリーの場面だったから、正尚がかえってこれるか少し気になっていたね(笑)」と打った瞬間の心境を口にした。
残り2安打で迎えたこの試合は1打席目は2点を追う二回に四球で出塁し、逆転につなげた。この回、再び巡ってきた打席は一飛。四回には1死二塁から遊撃内野安打を放っていた。
二塁ベース上で宗から記念のボードを受け取ったジョーンズ。ヘルメットを外し四方に頭を下げ、感謝の思いを表したジョーンズ。
「ここまでMLBで14年間、日本で1年間、高いレベルの中で大きなケガもなく、健康でやってこれたことに感謝したいし、2000安打を達成することができてよかった!この喜びを家族と分かち合えることにも感謝したいと思う。こうして成功できたのも、ここまで携わってくれたチームメートや監督、コーチ、トレーナーやスタッフ、自分に関わってくれたすべての人達のおかげだと思っているし、感謝したいね!」
ジョーンズはメジャー通算1939本を引っさげ来日。マリナーズ時代の2006年にメジャー初安打。オリオールズに移籍した08年から12年連続100安打以上を記録した。