巨人原監督が感慨深げ 愛弟子坂本のV弾に「今は彼に育ててもらっているな」

坂本(右)、亀井(左)からプリザーブドフラワーを贈呈される巨人・原監督=東京ドーム
声援に応える巨人・原監督=東京ドーム
8回、勝ち越しソロを放ちガッツポーズで生還する巨人・坂本=東京ドーム(撮影・金田祐二)
3枚

 「巨人2-1ヤクルト」(11日、東京ドーム)

 川上哲治氏を超え、球団単独トップとなる監督通算1067勝目を飾った巨人・原監督が、メモリアルな勝利に導いた坂本に最大級の賛辞を送った。

 坂本は同点の八回に右中間への勝ち越しの15号ソロを放った。愛弟子の殊勲の一打に指揮官は「勇人は入団したときから知っていて、最初は私が手塩に掛けながら育てると、一緒になって、どろんこになりながら練習したり、彼を助けてきたという自負がありました。しかしここ数年は彼に頼っていると。彼になんとか、こっちがお願いするようなね、立場の中で成長してくれているのは非常に頼もしい。今日もあの場面でホームラン出て、勝ち越したというのは、昔は私が育てたけど、今は彼に育ててもらっているなと頼もしく思っています」と話した。

 2008年4月、この日、球団歴代最多勝利数を抜いた川上哲治氏が球場を訪れた際には「若手が今でてきて、坂本っていうのがいいんですよ。これはもういいですからね」と同氏に力説していた原監督。12年の時を経て、今やキャプテンとなってチームを引っ張る坂本に導かれ、同氏の記録を超えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス