楽天・茂木が逆転サヨナラ弾!「終わるわけにはいかない」連敗4で止めた
「楽天5-4日本ハム」(11日、楽天生命パーク宮城)
楽天・茂木栄五郎内野手(26)が、劇的な逆転サヨナラ弾でチームの連敗を止めた。
1点を追う延長十回1死二塁。茂木は日本ハム・玉井が投じたカットボールを捉え、右翼席へとたたき込む7号のサヨナラ2ランを放った。
負ければ今季初の5連敗、そして今季初の借金1となる窮地に立たされていたチーム。延長に入る直前には雨での中断があり、さらに延長十回表は味方失策が絡む勝ち越し点を与えるなど、悪い流れが続いていた。
それでも茂木は「終わるわけにはいかないと思った。まずは何とか同点という気持ちで打席に入った」と強い気持ちで逆境をはね返した。
本塁に生還すると、ヒーローを待ち受けた仲間たちからの祝福を受け、さらに「無意識で抱きついてしまった」という三木監督から熱い抱擁もされた茂木。「まだ全然気持ちは折れていない」という主将の一打で連敗を止め、上位を狙っていく。