楽天・渡辺直が今季限りで引退 “松坂世代”最後の野手 13日会見
楽天は12日、渡辺直人内野手(39)が今季限りで現役を引退すると発表した。13日に引退会見が行われる。8月31日に今季限りでの引退が発表された阪神・藤川球児投手(40)に続き、野手では最後となる“松坂世代”がユニホームを脱ぐことになった。
1軍打撃コーチ兼任となった今季は開幕1軍スタートも出場機会がなく、6月25日に出場選手登録を抹消された。以降は1軍打撃コーチとしてチームを支えてきた。
兼任コーチとなった際には「もっと野球がうまくなりたい、レギュラーを取ろうという気持ちがまだある。それがなくなれば、辞めなければいけない」と話していた渡辺直。楽天の草創期を支えた男が、その決断を下した形となった。