ヤクルト・歳内が16日DeNA戦で先発 古巣阪神ナインの激励も
元阪神で四国ILp・香川から新加入したヤクルトの歳内宏明投手(27)が、16日のDeNA戦(神宮)で新天地デビューすることが決まった。入団会見から、わずか10日のNPB“復帰”戦。DeNA・上茶谷との投げ合いが決まった。
2度目のNPB人生が幕を開ける。今月6日に入団会見を行い、即イースタン・DeNA戦で6回3安打無失点の猛アピール。その際にはオースティンやロペスなど実績十分の助っ人陣を無安打に封じ込めていた。
四国ILp・香川時代は練習場所を求めて、河川敷などで練習に励んだ日もあった。感謝の気持ちを忘れずに、「とにかく結果を残していくしかない。今できる最大限の力を発揮できるようにしたい」と神宮のマウンドに向かう。
阪神時代に「課題だった」という制球面を磨き、同じ舞台に帰ってきた。かつての仲間である阪神ナインたちからの激励連絡もあったといい、「きすぎて…」と笑顔を見せた。巡ってきた背番号「91」のお披露目の日。ヤクルト・歳内が神宮でもう一花咲かせる。