今秋ドラフト候補の三菱パワー・伊藤5回3失点で都市対抗本戦に導けず
「都市対抗野球西関東地区2次予選・代表決定リーグ戦、ENEOS5-3三菱パワー」(16日、横浜スタジアム)
今秋ドラフト候補で最速155キロ右腕の三菱パワー・伊藤優輔投手は5回3失点とチームを都市対抗本戦へと導けなかった。「初回から、入りを飛ばしていって」とこの日最速の151キロを計測したが、制球が定まらず。高めに浮くボールが目立ち、5回で101球と球数がかさんだ。
バックネット裏からNPB12球団スカウト陣の注目を浴びる中、「最低でも7回」という目標に届かぬままマウンドを明け渡した。8月3日に社名が変更になったばかりで、21年からは各地に4チームある三菱重工の野球部が2チームに再編されることが決まっている。「三菱パワーとして最初で最後。何とかして都市対抗(本戦)にという気持ちだったんですが…」と唇をかんだ。