日本ハム自力優勝消滅も栗山監督「まだチャンスはある」
「日本ハム4-5ソフトバンク」(16日、札幌ドーム)
日本ハムは首位ソフトバンクに競り負け、自力優勝が消滅した。
初回に先発の杉浦、捕手・宇佐見のバッテリーミスから失点。それでもすぐに反撃し、一度は逆転に成功した。二回に大田が同点の適時打、ビヤヌエバと平沼も続き一挙3点を奪い逆転した。
杉浦は6回3安打2失点(自責1)と試合を作ったが、交代直後の七回に悪夢が待っていた。左足内転筋肉離れで7月30日から戦線離脱していた公文が復帰後初登板。先頭の高谷に右前打を浴び、栗原の安打と中村への四球などで1死満塁とした所で降板した。
さらに後を受けた玉井が火消しに失敗。柳田に押し出し四球を与え同点とされ、デスパイネに2点適時打を浴び勝ち越しを許した。
打線は九回に1点を返すも、力及ばなかった。栗山監督は「ホークス3連戦、今日の流れで取り切らないといけなかった」と悔しそうに試合を総括。
自力優勝消滅については「まだチャンスはある。どこかで大きな勢いを作れるかどうかが勝負になってくる。ああやって1つ1つ最後まで必死になってやる姿を積み重ねていけばそういうチャンスは来ると信じてやっていく」と前を向いた。