ドラフト候補の関大・高野が七回途中2失点4K プロ入りへ「結果を残さないと」
「関西学生野球、関大5-3同大」(19日、南港中央野球場)
今秋ドラフト候補で、最速147キロ左腕の関大・高野脩汰投手(4年・出雲商)が先発し、6回0/3を3安打2失点4奪三振と力投。「ランナーを出しても残塁で終われたのはよかった。落ち着いて投げることができました」と安どの表情を浮かべた。
初回2死から四球を与えたが、すぐさまけん制死を奪い打者3人で切り抜ける上々の立ち上がりを見せると、1失点した四回以外は三塁を踏ませない安定した投球を披露。それでも、「まだ本調子まで上がってきていない。ムダなランナーを出すことが多かった」と五回六回以外の毎回で与えた計5つの四死球を反省した。
すでにプロ志望届を提出しており「(ドラフトが近づくにつれて)日々プレッシャーを感じています」と苦笑したが、「しっかり結果を残さないと」と気を引き締めた左腕。10月26日に迫ったドラフト会議で指名されるために、大学最後のリーグ戦を全力で投げ抜く。