原巨人3連敗 投壊4被弾7失点…打線変更も1得点のみ パーラ併殺が「分岐点に」
「DeNA7-1巨人」(19日、横浜スタジアム)
入場制限が緩和された初戦、左翼席の一角に陣取ったG党に勝利を届けられなかった。巨人は投手陣が4被弾など7失点。打線もわずか1点のみの大敗で、9連勝後の3連敗だ。
大型連勝の反動かと報道陣に問われた原監督は「3連敗したから反動ということ?それは好きに書けばいいんじゃない。雨の日も風の日も俺らは(気持ちは)同じだから。槍が降ろうが、雨が降ろうが」と突き放した。
2試合連続完封負け後の試合。打線を大幅に変更したが、結果につながらなかった。前2試合とも無安打だった3番の打順(前2試合はウィーラー、パーラ)に、坂本を起用。3点リードの六回2死一塁で、主将が右中間への適時二塁打を放ち、27イニングぶりの得点を奪った。
これでエンジンが掛かり始めた打線。2点を追う七回には1死満塁と一気呵成(かせい)の大チャンスが訪れたが、パーラが最悪の投ゴロ併殺。「あそこが分岐点になったという気はする」と指揮官は天を仰いだ。
3連敗中の得点はわずか1点で、失点はいずれも6点以上と苦しい戦いが続く。それでも阪神が敗れ優勝マジックは1つ減り「34」に。「今年も点が入らない時期が(以前に)あったし、それを越えて好転していく」と原監督。今は辛抱の時だ。