ロッテ・沢村 移籍後初セーブ 3者連続四球に「大反省」
「日本ハム3-5ロッテ」(20日、札幌ドーム)
制球に苦しみながらも新天地で初の火消し役をまっとうした。2点を勝ち越した直後の延長十回。ロッテ・沢村が3番手で登板して無安打無失点に抑え、巨人から移籍後初セーブをマークした。
「大反省です。1個ぐらいだったらしようがないけど、今回は3個なんで…」。試合後に口にしたのは与四球の数だ。最初の2人をあっさりと凡退させたが、3人目の平沼から3者連続で歩かせて、2死満塁のピンチを自ら招いてしまった。
それでも渡辺を二ゴロに仕留め、移籍後は4試合連続無失点。負ければ今季初の同一カード3連戦3連敗だっただけに「一つ勝てたのはチームにとってもよかった」と胸をなで下ろした。自身のセーブは巨人時代の昨年5月17日・中日戦(ナゴヤドーム)以来、492日ぶりとなった。