天理大・森浦がプロ7球団の前で6回1失点 最速145キロ
「阪神大学野球秋季リーグ第1節1回戦・天理大11ー1追手門大」(21日、ほっともっと神戸)
今秋ドラフト候補で最速148キロ左腕の天理大・森浦大輔投手(4年・天理)が先発し、6回3安打7奪三振1失点で最速145キロを記録した。試合は規定により6回コールドで勝利した。
この日がリーグ戦の開幕で、今季の公式戦初登板となった中、2人態勢だった阪神などプロ7球団の前で結果を残した。
「ストレートは良くなかったですけど、変化球のコントロールは良かったので、何とか打ち取ることができました」
初回に先頭からの連打でいきなり無死一、二塁のピンチを背負ったものの、後続を抑えて無失点で切り抜けた。二回から五回までは1人の走者も出すことなく投げた。六回に暴投が絡んで失点したものの、リーグ戦初戦で勝利を挙げた。
新型コロナウイルスの影響で、春から思うように調整できず、万全の状態ではないが「ここから調整できる範囲かなと思います」と話す。この日、チームメートの大石航輝外野手(4年・大阪桐蔭)と共に連盟にプロ志望届を提出。「一戦一戦、全力でやっていきたいです」と力を込めていた。