ソフトバンク連敗脱出ならず 工藤監督は首位攻防へ気合「勝ち越すことを考えて」
「ソフトバンク3-3オリックス」(24日、ペイペイドーム)
ソフトバンクは十回裏、2死一、二塁の好機を作るも、途中出場でこの日初打席の真砂がストレートに手が出ず見逃し三振に倒れて引き分けに終わった。
4連敗を止めることができなかったソフトバンクの工藤監督だったが、試合後は努めて明るく振る舞った。真砂が打席に向かう前はベンチ前まで出てきて耳打ちをして送り出した。「緊張しているようだったし、思い切っていってこい、真っ直ぐだけをまっていいからと言いました。うん、そういう時もあります。何事も経験です」と責めなかった。
今季ワースト連敗を抱えたまま、明日25日からは千葉に乗り込んで2位ロッテとの首位攻防戦に臨む。ロッテも不振でこの日敗れたため、ゲーム差は2に広がった。
大事なカードを前にし、工藤監督は「戦い方は今までどおり。3連戦を勝ち越すことを考えて、1試合1試合を日々新たに」といつもと同じ言葉を口にして気合を入れ直していた。