西武・中村 史上初のメットライフ200号 チームは20安打浴び大敗12失点
「西武2-12日本ハム」(24日、メットライフドーム)
西武は前日23日の所沢移転後通算3000勝に続き、新たな金字塔が生まれた。中村が史上初のメットライフドーム通算200号。1979年に西武球場として開業以降、西武の黄金時代を築いた「AK砲」の秋山幸二や清原和博も到達できなかった“大台”に乗せた。
「この球場で200本のホームランを積み重ねてこられたことを誇りに思う。また一本一本打っていけるように頑張ります。本拠地200号、打てて良かった」
3点を追う四回、左腕上原の真っすぐを捉え、打球は左翼芝生席に飛び込んだ。今季の7号ソロ、通算422号が区切りの一発となった。しかし、投手陣が今季ワーストの20安打を浴びて同ワーストタイの12失点で大敗。歴史に名を刻んだ“おかわり君”の表情は晴れなかった。