ヤクルト・高津監督、ルーキー吉田喜に厳しいゲキ「点の取られ方がよくない」
「ヤクルト3-9阪神」(27日、神宮球場)
高津ヤクルトが、投壊で最下位脱出ならず。試合後の高津監督は、5敗目を喫した吉田喜に厳しいゲキを飛ばした。
この日は目標とするイニングや球数があったことを明かした。6回9安打3失点で球数は最多の116球。粘投を見せたが、最後まで高津監督は厳しかった。
「失点にいいも悪いもないかもしれないけど、点の取られ方がよくないかな」
具体的に失点したシーンを振り返った。「4番に初球インサイドをいって、ヒットを打たれたり、先頭の7番に初球を一発食らったり」と、いずれも初球を打ち返されたサンズの先制打と原口の同点弾。
さらに「2死走者なしで、2ストライクと追い込んでから(大山に)打たれて、そこから(2四球と勝ち越し適時内野安打と)失点につながった」と三回の攻防も挙げ、「防げる失点はあったなと思う。これから勉強が必要だと思う」と反省を促した。
新人投手としてローテーションを回る吉田喜。1勝5敗と苦しい結果がつくが、高津監督は「今年1年勉強の年」とエールも送った。そして「経験して、失敗をおさらいして、次にどうするかが大事」と次戦への期待で締めくくった。