巨人菅野が岡本のミスをフォロー ピンチ演出でペコリの後輩にニヤリ
「広島-巨人」(29日、マツダスタジアム)
巨人・岡本が2点リードの五回に、9月1日以来となる今季4個目の失策。この回先頭、菊池涼の放ったゴロにバウンドを合わせられなかった。
この後、菅野が坂倉に二塁打を打たれ、無死二、三塁の大ピンチ。だが、エースは三振、三振、右飛と踏ん張り、無失点で切り抜けた。
攻守交代の際には、菅野は岡本をジロリ。後輩は頭を下げて“謝罪”したが、菅野はニヤリと笑って頭をなでた。
前回22日の登板では岡本の逆転2ランで11勝目を飾っており、お互いをカバーし合う形となった。
菅野は6回1失点で、12勝目の権利を持って降板となった。開幕投手からの12連勝となれば、球団新記録となり、04年の近鉄・岩隈(現巨人)が打ち立てたプロ野球記録タイ記録に肩を並べる。