掛布氏 大注目の近大・佐藤「巨人なら独走、阪神は三塁で欲しい」仮想ドラフト会議
プロ野球・元阪神の掛布雅之氏(65)、元巨人の槙原寛己氏(57)、元ロッテの里崎智也氏(44)が1日、大阪市内で行われた、CSスポーツチャンネル「スカイA」の「球団トップになりきって12球団の1位指名を提言する!」という新企画「第1回プロ野球仮想ドラフト会議」(初回は21日、後11・00。再放送含めて計4回放送)の収録に参加した。
26日に行われるドラフト会議に先駆け、レジェンド3氏が12球団の1位指名を相談して決める番組。各球団の戦力分析から、アマ野球アナリスト・小関順二氏による今年のドラフト候補選手の紹介、さらには各球団の野球ファンもモニターで参加し、ファン投票による1位指名も発表する。
今年は強打の佐藤輝明外野手(21、近畿大)、即戦力左腕の早川隆久投手(22、早稲田大)の前評判が圧倒的。内野もこなせる快足も魅力のパワーヒッターの佐藤選手について、掛布氏は「佐藤君が入れば巨人は独走に、サードなら阪神にも欲しい」と分析した。
MC・カンニング竹山(49)のアシスタントを務めたABCテレビ・ヒロド歩美アナウンサー(28)は「佐藤選手の取材時に、グラウンドも飛び越すほどの飛距離で、近所からクレームがあったらしい」と逸話を披露した。
また、早川投手の古巣・ロッテ入りを熱望した里崎氏は「今年はシーズン中のドラフト開催のため、(権利保持者が)FA権の行使を行うかどうかがわからず、ドラフト指名される選手を見て、各球団の指名内容によっては(シーズン後に)FAする、しないの動向が見えてくるかもしれないという楽しみ方もある」とアドバイスした。
ほかにもドラフト会議の裏話などが飛び出し、野球ファンならずとも楽しめる内容となった。