日本ハムの自力CS消滅…球団5000敗目 栗山監督「明日からしっかり」
「ソフトバンク7-5日本ハム」(2日、ペイペイドーム)
日本ハムは首位ソフトバンクの壁に跳ね返され、自力でのCS進出の可能性が消滅。またこの敗戦で、史上5球団目となる球団通算5000敗を記録した。
先発の上原は今季試合前まで4試合で1勝1敗、防御率1・11の好成績を残していたが、この日は今季最短の3回1/3を6安打5失点で降板。期待に応えられなかった。
打線は9月25日のオリックス戦(京セラドーム)で脳しんとうと診断されたビヤヌエバが復帰。四回の第2打席で4号2ランを放つなど試合中盤までは互角に打ち合った。3点を追う九回にも先頭の大田が森から9号ソロを放つと、1死から代打・清宮が右翼線への二塁打で出塁。必死の抵抗を見せたが、後続がなく反撃もここまでだった。
栗山監督は、「ムーアから、そんなに点をたくさん取れる訳ではない。取っているものを何とかしないといけないところではあった」と序盤のリードを守り切れなかった点を敗戦の要因に挙げ、「明日からしっかりやります」と話し球場を後にした。