今秋ドラフト上位候補の慶大・木沢7回6失点を反省も今季2勝目
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「東京六大学野球、慶大11-6立大」(3日、神宮球場)
今秋ドラフト上位候補で最速155キロ右腕の慶大・木沢尚文投手(4年・慶応)は野手陣の援護に感謝した。「ボール自体の力がなかった」と持ち味の直球が本来の威力とはほど遠く、2ランを被弾するなど7回10安打6失点。ただ打線が序盤から奮起したことでリードは許さず、今季2勝目を挙げた。
「勝ててよかった。それに尽きる」とチームの開幕3連勝での首位浮上に最低限の役割を果たした。堀井哲也監督も「要所、要所はしっかり抑えられているので」と信頼は揺るがず。エースは「しっかり切り替えて」と反省を忘れず、4日の立大2回戦への連投に備えた。