神戸国際大付の二刀流・阪上が投打でV貢献 近畿大会で対戦したい相手は「大阪桐蔭」
「秋季高校野球兵庫大会・決勝、神戸国際大付2-0東播磨」(3日、明石トーカロ球場)
神戸国際大付が4年ぶりの優勝を果たした。来秋ドラフトに向けてプロ注目の「二刀流」の神戸国際大付・阪上翔也外野手(2年)が、「5番・投手」で出場。9回7安打10三振の投球に加え、1安打も記録して優勝に貢献した。
「(完封は)言われてはなかったですけど、自分では最後までいく気持ちでした。(自己採点は)ヒットが7本で内野安打も多く打たれたので、70点ぐらいです」
自己採点からも納得のいく内容ではなかったものの、要所をしめて得点を許さなかった。神戸国際大付には投手として入部しながらも、1年夏は主に外野手としてプレー。1年秋から投手と外野を兼務する形となった。遠投は約120メートルで最速は145キロ。高校通算本塁打は11本で、投打ともに優れたパフォーマンスを披露できる逸材だ。
「バッティングでもピッチングでも貢献していきたい」と力を込め、近畿大会で対戦したい相手を問われると「大阪桐蔭です。強いと言われているので」ときっぱり。今後もさらに注目を集めることになりそうだ。