乱闘騒動…ヤクルト高津監督「常識だったり、作戦の中でやっていかないといけない」
「ヤクルト2-13広島」(3日、神宮球場)
ヤクルトの青木宣親外野手が八回、左足のふくらはぎに死球を受け、苦悶(くもん)の表情。抱えられながらの途中交代となったが、その直後に両軍が飛び出す乱闘騒ぎとなり、責任審判から警告試合が言い渡された。
試合後の高津監督はこの騒動について多くを語らず。その中で、「勝負の世界で熱くなってプレーすることは当然のこと。そうでないとプロとして成り立っていかない」とした上で、「ただ常識だったり、いろいろな作戦の中でやっていかないといけないと思う」と話した。
問題のシーンは八回に青木が受けた死球の直後だ。山田哲の打席で、広島側からヤジが飛んだ。これに森岡内野守備走塁コーチも「なにがもう一発や」と言いながら激高。広島ベンチから心ない声が飛んだとみられる。
この騒動で、高津監督と佐々岡監督が即座に言葉を交わし、事情を確認。高津監督が選手たちをなだめながら、ゲームは再開されたが、一時試合は中断。警告試合が宣告された。