広島新庄が秋連覇 盈進との投手戦を制す
「秋季高校野球広島大会・決勝、広島新庄1-0盈進」(4日、みよし運動公園野球場)
広島新庄が盈進(えいしん)を下し、2年連続6度目の秋季大会優勝を果たした。
初回、1死二、三塁から4番・花田侑樹投手の左犠飛で先制した。
その後はゼロ行進。広島新庄、盈進ともに再三得点圏に走者を進めたが、あと一本が出ず、両軍の堅い守備に阻まれた。投手戦の中、バックが好守でもり立てる非常に引き締まった試合となった。
先発の花田は9回を投げ、完封した。「何とか1点を守り切れて良かったです」と笑みを浮かべた。就任後初の優勝となった宇多村監督は「よく守ってくれた」とナインをたたえた。
2年連続のセンバツ出場に向けて23日に島根で中国大会が開幕する。指揮官は「守備を鍛えて、打撃も大事なところで打てるようにしたい。優勝できるようにチーム一丸となって頑張っていきたい」と話した。