ホンダが都市対抗本戦切符 ドラフト候補150キロ右腕・小野は7球団前で1回1失点

 「都市対抗野球南関東2次予選・第1代表決定トーナメント決勝、ホンダ6-5日本通運」(5日、大宮公園野球場)

 ホンダが4年連続34度目の本戦切符をつかんだ。今秋のドラフト候補で最速150キロ右腕の小野大夏投手は今大会初登板し、1回1失点。阪神など7球団のスカウトの視線を受けながら、10月26日のドラフト会議前では最後のアピール機会はほろ苦いものとなった。

 3-2と味方が逆転した直後の七回から2番手としてマウンドに上がったが、先頭にいきなり死球を与えると連打を浴びて同点のホームを許した。なおも1死満塁のピンチだったが、「フォークに頼れた」と落差のあるウイニングショットで勝ち越しは許さず。意地を示した。

 チームが逆転したことで、ドラフト前の公式戦はこれが最後となった。自慢の直球もこの日は最速144キロにとどまり、「なかなかうまくいかず」と本戦切符にも表情はなかなか晴れない。高崎健康福祉大高崎時代の2年秋から本格的に投手に転向。高卒3年目と若く将来性を感じさせる右腕は都市対抗に向けて復調を誓いつつ、運命の日を待つ。

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