楽天・浅村、4度目月間MVP 逆転CS進出へ「もう負けられない」
「大樹生命月間MVP賞」の9月度の受賞者が7日、発表され、パ・リーグの野手部門で楽天・浅村栄斗内野手(29)が選出された。浅村の同賞受賞は西武時代の16年8月以来、自身4度目となる。
9月は打率・271、10本塁打、21打点。長打率は・615を記録。チームが苦しい戦いを強いられる中で、9月22日のロッテ戦(楽天生命)では、自身初の1試合3本塁打でチームの勝利に貢献。2位・ロッテとの直接対決3連戦で3連勝する勢いをもたらした。
4年ぶりの受賞に「まさか自分が選ばれると思ってなかったので、率直にうれしいです」と感想を語った。成績に関しては「(9月は)後半失速して打率に関しては満足いく成績ではないが、本塁打と打点はチームに貢献できる1本を打つことができたかなと思う」と話した。
逆転CSを目指す今後へ向け「もう負けられない。上位と対戦するときも、下位と対戦するときも勝たないといけない位置だと思う。勝つことだけを意識してやっていきたい」と意気込みを示した。