ソフトバンク・東浜 本拠地ロッテ戦連敗止めて首位死守 8回3安打1失点好投
「ソフトバンク5-1ロッテ」(10日、ペイペイドーム)
負ければ首位陥落という大きな重圧がかかる一戦でソフトバンク・東浜が大きな仕事を果たした。チームが本拠地で6連敗を喫していたロッテに対し、8回を3安打1失点。自身5連勝、今季7勝目の白星で2位・ロッテとのゲーム差を再び1に広げた。
「先頭に四球を出したりしたことは反省しないといけないし、そういう積み重ねが九回に行けなかったところ」。まず反省を口にしたが、その表情には充実感もあふれていた。
「ブルペンはあまり良くなかったけど、割り切れてマウンドに立てた」。初回を9球で三者凡退。二回と四回には先頭を四球で歩かせたが、いずれも1死から併殺を奪うなど五回2死まで1本の安打も許さなかった。
チームが今季5勝11敗1分けと大きく負け越している中、東浜はロッテ戦に4度登板し、2勝0敗で対戦防御率も2・25。工藤監督は「うちの中では一番いい形で(対ロッテの)内容も含めて素晴らしい」と称えた。今カードを終えるとロッテ戦は残り2カード。マッチレースを続ける宿敵封じへ、東浜が再びマウンドに立つ可能性はある。