ロッテ痛恨黒星 井口監督はブレーキの安田に奮起促す「4番に座っている」
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「ソフトバンク3-0ロッテ」(11日、ペイペイドーム)
ロッテがカモにしてきたソフトバンに今季初めて同一カードで負け越し、ゲーム差は2に広がった。
痛恨の1敗だ。打線が和田に五回2死まで無安打に抑え込まれた。終わってみれば、相手投手陣にわずか3安打と貧打にあえいだ。ソフトバンクに今季初の完封負け。井口監督は「今日は塁に全然、出られなかった。点が取れなかった」と厳しい表情で嘆いた。
4番の安田が、この日の4打席を含めて16打席連続無安打と不振にあえいでいる。今回の天王山3連戦で無安打に終わり、井口監督は「4番に座っている。次回は、しっかり打たないといけない」と奮起を促した。
新型コロナウイルスの感染が拡大し1軍選手が大量離脱した。選手のやりくりも厳しい中、「中軸の状態があまり良くない」と打線の組み替えを検討している。「まだ(ソフトバンクと)6試合ある。自分たちの野球ができるように」と指揮官。逆転Vを目指し必死に宿敵を追いかける。