明徳・代木、激投193球!死闘12回日没コールド 高知・森木とがっぷり四つ!

 「秋季高校野球高知大会・決勝、高知1-1明徳義塾」(11日、春野運動公園野球場)

 決勝が行われ、明徳義塾の代木大和投手(2年)が延長12回、193球を一人で投げ抜いた。高知の森木大智投手(2年)との壮絶な投げ合いは、延長12回におよび、1-1の引き分け。日没コールドゲームによる再試合を中1日で13日に行うこととなった。

 試合後、馬淵史郎監督(64)が「見ている人は面白い試合だったろうね」と、もらす激闘だった。終盤、ピンチを抑えるたびに代木は雄たけびを上げ、チームと自らを鼓舞し続け、12回193球を1人で投げ切った。

 前日10日、7回コールド勝ちした準決勝では7回87球を投げて完投勝利した代木。連投の中、相手の森木は最速151キロを記録し、140キロ後半を連発。球場はどよめきの連続だった。そんな状況でも代木は自分を見失わず、120キロ台後半の直球と、スライダー、カットボールを駆使し、森木と同じ12三振を奪った。試合後は疲労のため取材には応じられなかったが、馬淵監督は「本人がいける、と言うからね。大したもんです」と、エースの奮闘をたたえた。

 13日の再試合に向けて、指揮官は「ウエートをやったら50キロも挙げられない岩城(龍之介内野手、2年)のような選手が打てて、バットを振れるやつが打てん。そこに攻略の糸口があるかな」と、森木対策に言及。四国1位をかけた激闘の第2Rへ腕をぶした。

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