巨人・菅野ついに負けた…開幕連勝13でストップ「今まで順調に行きすぎた」

 「巨人3-4広島」(13日、東京ドーム)

 約4カ月間に及んだ歴史への挑戦に終止符が打たれた。巨人先発・菅野が6回4失点(自責3)で今季初黒星。「今まで順調に行きすぎたところもある。なんとか粘ろうとしましたがうまくいかないこともあると思います」。開幕から幾多の記録を塗り替えてきた男が、ついに軍門に下った。

 粘りの広島打線に徐々に体力をそがれた。五回までで26球のファウルを浴び、甘く入った球を痛打された。四回は自身が一塁ベースカバーに入った際の送球を捕球できずに失点(記録は坂本の悪送球)。苦笑いを浮かべながら虚空を見つめた。

 前回登板でプロ野球新記録となる開幕投手からの13連勝と通算100勝を達成。さらに開幕投手以外も含め、開幕14連勝のセ・リーグ新記録が見えた矢先、昨年9月4日以来、405日ぶりの黒星が待っていた。

 これで防御率は2・02に下降。タイトルを争う2位の中日・大野雄(2・07)、3位の阪神・西勇(2・18)、4位の広島・森下(2・28)とは僅差になってきた。

 原監督は「ずっと緊張感の中で投げてチームを非常にいい状態にしてくれた」と感謝し、「記録というのは永遠に続くものでもないし次につなげればいいと思います」と続けた。チームは3連敗だが、マジックは一つ減って「11」。リーグ連覇へ、とにかく前だけを見つめて歩み続ける。

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